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アロマで学習効率アップ!受験勉強に取り入れたい香りの効果

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受験勉強の効率をアップするために活用したいアイテムの一つに「アロマ」があります。

アロマといえば、ラベンダーのようなリラックス効果のある香りが代表的ですが、記憶力や集中力を高めるのに効果的な香りがあることを知っていますか?

今回は学習効率を上げる効果のあるアロマオイル(植物の香り成分を抽出した精油)と使い方をご紹介します。

香りと脳のメカニズム

脳の内部には感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」があり、理性的な思考をつかさどる「大脳新皮質」に覆われています。

香りを感じると、脳は一瞬にして活性化されますが、これは匂いの感覚である嗅覚(きゅうかく)が大脳新皮質を経由することなくダイレクトに大脳辺縁系に伝わるためです。

人間の五感(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)の中で、大脳辺縁系に直接働きかけるのは嗅覚のみ。

そのため、匂いの感覚というのは五感の中で最も本能的で原始的な感覚といわれています。

受験勉強におすすめのアロマオイル

ローズマリー

料理用のハーブとしても知られるローズマリーは、すっきりとしたグリーンの香りが特徴です。頭がリフレッシュされて集中力や注意力を高めるだけでなく、脳の海馬を刺激して記憶力を高める効果もあるといわれており、認知症予防の面でも注目されています。

ペパーミント(西洋ハッカ)

覚醒効果のあるメントールが含まれているため、集中力が途切れた時の気分転換や眠気覚ましに効果的です。

清涼感のある独特な香りが特徴ですが、歯磨き粉の香料としても使われているため、親しみのある香りともいえるでしょう。

ラベンダー

ラベンダーには鎮痛作用があるため、勉強がはかどらずにイライラする時や、不安を感じて眠れない時などに使うとリラックス効果が得られます。

自律神経を整える効果もあるため、免疫力のアップも期待できます。

グレープフルーツ

柑橘系の爽快感のあるフレッシュな香りは、幸福感をもたらす効果があるといわれています。

グレープフルーツの香りには心配や不安をほぐす、沈んだ気分を高揚させる効果もあるため、試験前の緊張感を和らげたい時などに使うと効果的です。

アロマを手軽に取り入れる方法

アロマストーンを使う

素焼きの石や石膏で作られた専用のストーンにアロマオイルを数滴垂らし、オイルを染み込ませて使います。

火も電気も使わないのでエコで安全、難しいお手入れも必要ないので忙しい受験生に最適です。

ティッシュやコットンに含ませる

アロマオイルを数滴含ませたティッシュやコットンを机の上や枕元に置いておくだけでも効果が得られます。カバンに携帯すれば家の外でも香りを楽しむことができますが、周囲に香りが広がることがないように十分注意しましょう。

アロマの香りは目的に合わせて上手に活用することで受験生の強い味方になります。

香りの好みには個人差があるので、まずは自分にとって心地よいと思える香りを使ってみてください。

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