「The Admissions Office=アドミッションオフィス」とは？

入試関連情報のさまざまなところで耳にする「The Admissions Office=アドミッションオフィス」という言葉。いったいどのような意味で、どのような場面で使われているのでしょうか？　この記事では、アドミッションオフィスについて解説します。

■アドミッションオフィス=大学内の入試・広報業務を統括する部署

どの大学であっても、大学へ入学・進学するためには「入学試験」を受験し、それに合格しなければなりません。入試に関わる業務は実はとても多く、入試問題の作問や採点・評価、試験の実施方法、教職員の役割分担の決定、入試実施のための準備など多岐にわたります。それらの業務を担い、統括しているのが、各大学のアドミッションオフィスです。

また、入試業務に加え、学生を募集するためのオープンキャンパスや広報活動、ホームページ上にアップされる入試情報などもアドミッションオフィスが担当しています。そのほか出願や入学の書類や手続きなども担っており、一言でいえば、アドミッションオフィスは大学内における入試や広報を専門とする入学事務局といえます。

■アドミッションオフィス＝AO

アドミッションオフィスの略は「AO」。現在の「総合型選抜」がAO入試と呼ばれていたときの「AO」は、アドミッションオフィスを示します。

大学が求めている人物像を提示した「入学者受け入れ方針」は「アドミッション・ポリシー」と呼ばれ、これに基づく学力以外のさまざまな評価を用いて合格者を選抜する入試方式が「総合型選抜」で取り入れられています。

■入試や入学に関する疑問や質問があれば、アドミッションオフィスへ

受験や入学に際しては、書類の提出や、必要な手続き、入学金や授業料の納付などを、定められた期日に沿って随時進めていく必要があります。しかし、各大学のホームページに記されている情報量は膨大ですが、ホームページや紙面の情報のみでは分からない点や、解決できない疑問・質問があって、不安が募る場合が少なくありません。そのような場合には迷うことなくアドミッションオフィスに連絡しましょう。

アドミッションオフィスに問い合わせれば、専門のスタッフに直通し、知りたい情報を迅速に得ることができるでしょう。もちろん入試だけでなく、オープンキャンパスや、個別相談会などの学生募集・広報の企画やプログラムに関する質問にもすぐに回答してもらうことができます。

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