美大・芸大の芸術祭ってどんな感じ
大学でどんなことを学ぶのか、雰囲気はどうなのかを知るために、オープンキャンパスに参加することは高校生にとってもはや常識ですよね。
中でも美術・芸術系の大学への進学を考えている人にとっては、その学園祭である芸術祭に参加してみると、学生たちがどんな芸術作品を生み出しているのかを知る絶好の機会です。
そこで、今回は芸術祭について探ってみました。
芸術祭は高クオリティー
美大・芸大の芸術祭に参加する意義は、「作品のクオリティー」を知ることができることにあります。
芸術祭は学生の芸術の表現の場であることはもちろんですが、他にも趣向を凝らした物品販売やイベント、パフォーマンスなどが豊富にあり、そのどれもが、学生にとっての自己表現の場となっています。そのため会場内の看板をはじめ、ユニークで創造力豊かなディスプレーやオブジェなどの作品は、美大生ならではの強いこだわりが感じられるものばかりで、ここでしか見られない、手に入らないものがあります。
芸術祭は「テーマ」を決めて、そのテーマに沿ったパフォーマンスや会場セッティングが行なわれてキャンパス全体が一つの世界観を持って開催されるものがほとんどです。そのテーマによっては、まるでテーマパークのような雰囲気のキャンパスもあります。
学生の枠を超えたクオリティーの高さから、毎年楽しみにしている一般客も多く、芸術祭はメディアで特集企画として紹介されるケースもあります。
芸術祭は美学生たちの企画力、創造力のレベルやパッションを知ることのできる貴重な機会と言えるでしょう。
イベントが盛り沢山
芸術祭は、ゲストを招いて行なわれるイベントが企画されていることが多くあります。卒業生で、第一線で活躍している文化人、タレント、ミュージシャンなど著名人をゲストとして招いたトークショーなどが行なわれる機会もあります。
大学によって設置している学部や学科が異なりますが、テキスタイルデザイン科が設置されているところでは、ファッションショーが恒例となっているケースが多いです。
他にも演劇や音楽など実に様々なステージイベントが開催されています。将来その道でのプロを目指している人たちによるパフォーマンスというのは、美大ならではと言えます。
進学相談会も
他大学と同様に、芸術祭でも進学相談会が行なわれることが多いです。
実際に芸術祭を体験することで、具体的な質問もできるはず。入試概要や学費などの進学に関する相談はもちろんのこと、その美大の学びの方向性や卒業後の進路など詳しく知ることができるでしょう。
入試のための参考作品も展示されているところもあるので、大いに参考になるでしょう。
進学相談会には、事前予約が必要なケースもあるので、事前に確認しておくことをおすすめします。せっかくの貴重な機会を有効活用しましょう。
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