入学して後悔しないために!オープンキャンパスでチェックしたいこと
オープンキャンパスは、自分と学校との相性を見る絶好のチャンスです。学校や学部名のイメージだけで進学先を選び、入学後に「後悔した」ということにならないために、オープンキャンパスでの情報収集のポイントをご紹介します。
オープンキャンパスとは
オープンキャンパスは、学校に関心のある学生やそのご両親に学校のことを知ってもらうための学校の一般開放を行うことで、多くの場合、イベントなどの催しが企画されています。オープンキャンパスに参加することで、学校案内だけではわからない生の情報を得ることができ、進学を希望する学生にとって貴重な学校選びの材料となります。
オープンキャンパスの主なイベント
- 学長など学校のトップの講演
- 各学部、カリキュラム、取得可能資格などに関する説明
- 卒業後の主な就職先や進学先情報の提供
- キャンパス内施設の見学ツアー
- 体験講義、模擬授業、研究室の公開、研究内容の説明
- サークルや部活動の紹介
- 入試制度、入学に関わる説明
- 質問受け付け、希望者に対する個別説明
1:聞きたいことを事前にまとめておこう
学校の先生や職員・先輩学生に質問するといっても緊張してしまい、聞きたかった内容を忘れてしまうことがあります。事前にまとめておくと忘れずに質問することができるので安心です。
その学校では自分の希望する学習内容になっているか、インターンシップや留学制度は整っているか、サークルは何があるのか、など“自分だけのチェックリスト”を作りオープンキャンパスにもっていくといいでしょう。複数の学校のオープンキャンパスに参加し、チェックリストを比較してみることで、より自分に合う学校かどうかが明確になります。
チェックリストがなかなか浮かばない場合、まずは1つの学校のオープンキャンパスに行き、良かったことや気になったことをまとめ、チェックリストにするのもおすすめです。自分の学校選びで重視したい基準がわかってきます。
2:キャンパス周辺と施設をチェックしましょう
実際にオープンキャンパスへ向かうときには、自分が学校に入学して通学するイメージを膨らませるため、学校周辺の環境をチェックしてみましょう。「家から学校まで時間はどのくらいかかるのか」「最寄りの駅からキャンパスまでどのような道を通るのか」といったことが実感できます。例えば、学校案内に“最寄り駅から徒歩5分”と書かれていても、「歩いてみたら上り坂だった」など、行ってみなければわからない感想も出てくるかもしれません。入学するとほぼ毎日通うことになりますので、しっかりチェックしておくとよいでしょう。
また、学校に入学すればキャンパス内のさまざまな設備を利用することになります。入学後のキャンパスライフをイメージするために実際に足を運んで確認しておきましょう。おすすめはキャンパスツアーです。
キャンパスツアーは、その大学や専門学校に通っている先輩学生たちが案内してくれるケースがほとんどです。キャンパス内の施設を回りながら、案内してくれる先輩学生たちに普段の授業の様子や通学方法、アルバイトのことなどを質問してみるとよいでしょう。ツアーには他の受験希望者も複数参加しているはずですので、一緒に学ぶ可能性のある同級生の雰囲気も知ることができます。
3:オープンキャンパスの感想をご両親に話してみましょう
オープンキャンパスは、「行った後、何もしない」では意味がありません。家に帰ってからすぐチェックリストをまとめ、自分なりにその学校の総合評価をしっかり記録しましょう。ご両親と一緒にオープンキャンパスへ行っていない場合は、自分が見てきたものや感じたことを、なるべくその日のうちにご両親へ話しましょう。その学校のことをご両親に理解してもらうことはとても重要です。自分で話すことで、その学校への理解や興味が再確認できますし、なにより経済的に支えてくれるご両親に、自分が希望する学校への入学を納得してもらう必要があります。
入学後に後悔しないために
気になる学校があれば、迷わず複数のオープンキャンパスに参加してみてください。オープンキャンパスでは学校の特色を知ることができ、本当に自分に合う学校かを見極めるヒントになります。また、学校の雰囲気を肌で感じることで、入学後がイメージでき、受験勉強のモチベーションも高まるかもしれません。
希望する学校へ入学するためには、勉強の労力や受験・入学金・授業料などさまざまなハードルを乗り越えなければなりません。入学してから「こんなはずではなかった」と後悔することがないよう、できるだけ事前に情報収集しておくとよいでしょう。
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