木造と鉄筋コンクリート造の部屋の光熱費比較
お部屋を探すときには、駅近、新築、間取りなどさまざまな条件の中から希望にあった住まいを選ぶことでしょう。
そんなお部屋探しのときに光熱費について考える方はあまり多くないかもしれませんが、毎月の生活費の中で光熱費は意外に大きな支出になります。
今回は、木造と鉄筋コンクリ―ト造のお部屋の光熱費について比較してみました。
住宅の種類
まずは、現在ある住まいを建物構造で分けるとどんな種類に分けられるのか確認しておきましょう。
建物の構造としては、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)、鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨造、木造などになります。
今回は、木造と鉄筋コンクリート造の光熱費の比較ですので、これら2種類の建物の特徴について見ておくことにしましょう。
鉄筋コンクリート造住宅
密度の高いコンクリートと鉄筋を使って建設されている建物になります。断熱性および気密性どちらも高いそうです。
またコンクリート自体は蓄熱性が高く、一度室内が暖かくなれば、長時間一定の温度を保ち続けられる特徴があります。
外気温の影響をあまり受けず、室内の熱が逃げにくいので光熱費を抑えることが期待出来ます。
木造住宅
木造住宅は断熱性・気密性いずれも鉄筋コンクリート造住宅と比べると劣ってしまうようです。外気温の影響を受けやすい傾向にあるため、相応の冷暖房コストがかかってしまうことになるようです。
鉄筋コンクリート造 VS 木造住宅
それでは、光熱費にフォーカスして鉄筋コンクリート造と木造住宅の違いについて見てみます。
光熱費の中でも部屋の温度にかかる部分については、断熱性および気密性が高い鉄筋コンクリート造の方が光熱費を低く抑えることが期待出来ます。
その理由としては、部屋の温度を調整するときに電気料金が最もかかるのは、冷暖房の電源を入れてから部屋の温度が一定の温度になるまでの間と言われています。
鉄筋コンクリート造の建物の場合は、室内の温度に保ちやすく、外気からの影響を受けにくいため、一定の温度に到達するまでのとき間が短くて済みます。ただし、室内の温度が下がり過ぎたり、上がり過ぎた場合は逆に温まりにくく冷めにくくなることもあります。
木造住宅の場合は、外気からの影響を鉄筋コンクリートに比べて受けやすい傾向にありますので、一定の温度に到達するまでのとき間がより多くかかってしまう傾向にあります。
このように、材質一つをとってもメリット、デメリットはあるものです。お部屋を選ぶときには自分の譲れないポイントはどこなのか、焦点を絞って探すことが重要と言えるでしょう。
がくるーむでは、光熱費を節約することが可能なタイプのお部屋をご用意していますので、あなたのご希望をお聞かせ下さい。ご満足の行くお部お屋探しのお手伝いをさせて下さい。