一人暮らしの救急箱の中身
一人暮らしを始めるときに買いそろえるものとして、家具や家電製品、台所用品や日用品などいろいろありますよね。
でも、料理や洗濯などはどうにかなっても、一人暮らしで最も困るのは、風邪をひいたり、ケガをしたときではないでしょうか。
そのため新生活を始めるにあたり、ぜひそろえていただきたいのが「救急箱」です。救急箱があると、ちょっとしたケガや急な発熱などに慌てることなく対応できます。
早速、一人暮らしの救急箱の中にはどんなものを用意しておけばよいのか確認しておきましょう。
救急箱の中身の種類
救急箱の中に用意しておくものは、大きく分けると①外傷・打ち身などに備える外用薬②急病に備える内服薬③その他補助的なものになります。
まずは、擦り傷や切り傷などちょっとしたけがの手当用の外用薬から見てみましょう。
基本として次のものをおすすめします。
外傷・打ち身などに備える外用薬
- 消毒液
- 絆創膏
- ガーゼ
- ハサミ
- トゲ抜き・ピンセット
- 綿棒
- 包帯
- 外傷用きず薬、かゆみ止めなどの塗り薬
- 冷・温湿布
最近は傷口を消毒液で消毒するよりも、水で洗って湿潤パッド(高機能絆創膏)でふさいだ方がよいという考え方もあります。水に強い、水仕事用絆創膏もあると便利です。
また、絆創膏を貼るほどではないちょっとした擦り傷などに対応するための塗り薬も用意しておくとよいでしょう。
急病に備える内服薬
備えておいた方がよい内服薬としては、次のようなものがあります。
- 風邪薬
- 解熱鎮痛剤
- 胃腸薬・整腸剤
- 自分の体質に合った常備薬
深夜に体調が悪くなった時などには、病院に行くのが難しい場合もあるでしょう。そんな時には、体調に合わせた風邪薬や胃腸薬、整腸剤などの薬を服用することで、一時的に症状を和らげることもできるので安心です。
また、ぜんそくやアレルギー、その他持病がある場合は、それらも忘れずに救急箱の中に入れるようにしましょう。
その他補助的なもの
- 体温計
- 熱冷まし用冷却シート
- アイスノン
- コールドスプレー(スポーツをする場合はとくに)
- 目薬 など
体温計や熱冷まし用の冷却シートなども救急箱にいれておけば、急な発熱などにも対応できます。風邪は引き始めに薬を飲むことで悪化することを防ぐことも期待できます。
救急箱は基本的なものがセットされた状態で、通販などで購入することができます。
最近は災害時にも役立つ救急セットも販売されているので、緊急時のことも考えて、救急セットを用意すると安心です。なお、救急箱はできるだけ冷暗所に保管しましょう。
医薬品には消費期限がありますので、定期的に確認して、新しいものと入れ替えるようにしましょう。
「備えあれば憂いなし」。救急セットと同様に、一人暮らしの方が安心して暮らすことができる住まい探しのお手伝いは、「がくるーむ」にぜひお任せください。