一人暮らしのガス代を節約するには?
一人暮らしで油断していると、ガス代は意外と高くついてしまいます。一人暮らし初心者の方の中には、必要以上にガスを使ってしまっている方も多いのではないでしょうか?とはいえ、光熱費の中でも、ガス代を節約するためには、ちょっとしたコツが必要です。そこで、今回は一人暮らしの方のために、ガス代を節約する方法をいくつか紹介したいと思います。
まずはガスの種類を知ろう
ガス代を節約することの第一歩は、ガスの種類を知ることです。ガスには2種類あります。都市ガスと、プロパンガス(LPガス)です。
都市ガスは料金が一律なのに対して、プロパンガスは、ガス会社が自由に価格を変えることができるので、一般的にプロパンガスの方が都市ガスよりも高い傾向があります。資源エネルギー庁の調査によると、全国ベースでプロパンガスは都市ガスの1.84倍も高いそうです。ガス代は、使用するガスによってある程度決まってしまいそうですね。
新居に移り住む前は、使用するガスを必ずチェックするようにしましょう。今使用しているプロパンガスが高いと感じるときは、他社に乗り換えるのも一つの手です。
お風呂での節約
主にガスはお風呂で消費されます。そのため、お風呂の入り方を工夫することで、ガス代の節約することができます。いくつか見ていきましょう。
入浴時はシャワーを
一人暮らしの場合、湯船にお湯をためるよりも、シャワーを使ったほうがガス代を低く抑えることができます。
シャワー時間は短く
当然のことながら、シャワーの出しっぱなしはよくありません。必要のないときは止めるようにしましょう。また、毎日のシャワーを1分間短くするだけで、1,979円の節約になるそうです。
お湯の温度は出来るだけ低めに
水の温度を上げれば上げるほど、ガスを多く消費することになります。つまり、熱いお湯を利用するほど、ガス代も高くなります。寒い時期でなければ、シャワーの温度は極力下げるように心がけてみてください。
シャワーヘッドを取り付ける
シャワーヘッドを使うことによって、ガス代と水道代を節約することができます。シャワーヘッドはシャワーが出る穴が少なくなっており、物によっては水の量を50%カットすることができます。出る水の量が少ないので、水道代は勿論のこと、温める水の量も少なくなるので、ガス代の節約にもなります。水圧自体は変わらないので、シャワーを浴びる分には支障はありません。シャワーヘッドは是非使用しましょう。
キッチンでの節約
お風呂の次にガスを多く消費する場所が、キッチンです。ここでは、キッチンでガス代を節約する方法を紹介したいと思います。一人暮らしで自炊している方は必見です。
強火よりも中火
料理する際に、とりあえず強火にしてはいませんか?強火は弱火よりも早くお湯を沸かせるし、食物にもすぐ火が通ると思われがちです。ある程度までは正しいのですが、強火は鍋の横から炎がはみ出してしまうことがよくあります。そして、はみでた炎は調理に何の効果ももたらしません。強火よりも中火を使った方が、はるかにガス代を節約することができるのです。
簡単な調理には電子レンジ
一般的に、電気よりもガスの方がコストは大きくなります。使用しているガスがプロパンガスならば、なおさらです。なので、一人暮らしの簡単な調理では、電子レンジを積極的に利用するようにしましょう。例えば、ジャガイモに火を通して柔らかくする工程も電子レンジで代用することができますし、ガスよりも短い時間で行うことができます。
まとめ
一人暮らしのガス代は、ちょっとしたコツやアイデアで節約することが可能です。ガスは主に風呂場とキッチンで消費されるので、今回の内容を参考に、お風呂の入り方や料理の仕方を見直してみて下さい。初めは不便に感じることがあると思いますが、一か月もすればすぐに慣れてきます。
また、モチベーションを維持するために、節約してなかった月と節約した月のガス代を比べてみましょう。自分がいくらガス代を節約できたのかが、一目瞭然です。コツコツと毎日継続することが、一人暮らしでの節約の鍵です。早速今日からがんばってみてください。