スカラシップ入試とは?挑戦するメリットを解説
スカラシップ入試とは?挑戦するメリットを解説
「自分が志望する大学の学費が高い…」
大学進学に関する大きな悩みの一つに、経済的な負担が挙げられます。
しかし、志望する大学が「スカラシップ入試」を実施していれば、その負担の軽減が期待できるかもしれません。
今回は、スカラシップ入試の内容とメリットを解説します。
スカラシップ入試とは?
まずは、スカラシップ入試の内容とその選抜方法を確認しましょう。
1.スカラシップ入試とは
スカラシップ(scholarship)とは「奨学金」を意味する英単語であり、スカラシップ入試とは、奨学金を給付するのに値するほどの熱意をもった、優秀な学生を選抜する入試です。
スカラシップ入試に合格すれば学費や入学金などの免除、または減額を受けることができます。なかには、4年間分の学費を免除する学校や、学費相当のお金を授与する学校もあります。
2.スカラシップ入試の選抜方法
スカラシップ入試として独自の試験を設けている学校と、一般選抜に合格した上位者から奨学生を選抜する学校があります。
もちろん、これらの入試で優秀な成績をおさめる必要はありますが、スカラシップ入試だからといって必ずしもその問題の難易度が高いというわけではありません。
また、一般選抜から奨学生を選ぶ学校の中でも、申請が必要な学校と、申請不要で自動的に奨学生が選ばれる学校とがあります。
学校によって選抜方法や申請方法が異なるため、それぞれの学校の募集要項をきちんと確認しておく必要があるでしょう。
スカラシップ入試のメリットとは?
スカラシップ入試の大きなメリットとしては、次の3つが挙げられます。
1.進学の選択の幅を広げられる
スカラシップ入試の最大のメリットは、進学の選択肢を増やせることだと言えます。
「学費が高いから私立大学は選べない」とか、「経済的な理由から大学進学自体が難しい」というような場合にも、スカラシップ入試に合格すれば経済的な負担を減らせるため、希望する大学に進学できる可能性が出てきます。
2.在学中の優秀さをアピールできる
奨学金の給付資格を維持するには、入学してからも一定の成績をおさめることを条件としている大学があります。そのため、入学後も勉学に励んで奨学生であり続ければ、在学中ずっと優秀な学生だったという証明になるのです。
これは就職活動においてアピールできるポイントになるでしょう。
3.受験が早く終わる
入試日程は大学によりますが、スカラシップ入試を一般選抜より早く行う学校があります。
早く受験が終われば、新生活の準備を早く進められたり、進学する学部・学科で学ぶ内容を早くから調べ始められたりと、時間を有意義につかうことができるでしょう。
スカラシップ入試に挑戦しよう!
大学によって、さまざまな制度が用意されているスカラシップ入試。
経済的な理由で進学の選択肢を減らしてしまう前に、志望する大学がスカラシップ入試を実施していないかどうかを調べてみて、実施していたなら挑戦しましょう。
進学する大学が決まったら、その先の新生活の準備を考えることも大切です。
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