各地にある「学問の神様」をまつる神社
合格を願って「学問の神様」を祀っている神社に参拝したり、お守りをプレゼントされたりすることは多いでしょう。
今回は、全国にある学問の神様を祀っている神社をご紹介します。
菅原道真が学問の神様として祀られているのは何故?
学問の神様として良く知られているのは菅原道真ではないでしょうか?
ご存知の方も多いとは思いますが、菅原道真は平安時代に貴族でありながら学者および政治家として活躍した人物です。
菅原道真は18歳で現代の大学に相当する文章生の試験にパスし、33歳で文章生博士となります。菅原家は学者の家でしたが、彼は一族の中でもひときわ抜きん出た存在だったようです。
37歳で父が他界したのちは父が行なっていた私塾を引き継ぎ、多くの優秀な門下生を輩出して学問の世界で大きな勢力を持つに至ります。
菅原道真が学問の神様として祀られるようになったのには、やはり彼のずば抜けた学問の才にあやかりたいと考えた方が多いからと言えるでしょう。
さらに菅原道真の命日が2月25日で国立大学の受験期間と一致している点も、学問の神様として人気の高い理由のひとつと言えるかもしれません。
菅原道真所縁の天満宮
菅原道真が祀られているのは「天満宮」で、天神様として各地で親しまれています。
中心となるのは福岡にある太宰府天満宮ですが、有名な天満宮が各地にあります。
梅で有名な京都の北野天満宮、錦の水がある京都の錦天満宮、日本三大祭りの天神祭りで知られている大阪天満宮、山口県にある防府天満宮、関東三大天神の湯島天満宮・谷保天満宮・亀戸天神社、源頼朝によって建立された荏柄天神社など、日本全国に12,000社はあると言われています。
天満宮に参拝した時には合格祈願の絵馬にしたためたり、合格祈願や学業成就のお守りなどを求める受験生がとても多いそうです。
日本最古の天満宮と言われている菅原天満宮は、菅原氏発祥の地と言われている奈良市菅原町にあります。
無事合格したらお礼参りを忘れずに
さいごに合格祈願のために神社にお参りに行って無事合格することができたなら、神社へのお礼参りを忘れずに行ないましょう。
お礼参りとは合格できたことの報告と、無事合格することができたことへの感謝の気持ちを伝えるために行なうものです。
学問の神様に感謝を伝えるために奉告祭を行ない、合格御礼絵馬を納めるのが習わしになっているそうです。
学問の神様が祀られている神社をいくつかご紹介しましたが、有名な天満宮への合格祈願も良いですが、小さなころから慣れ親しんでいる天満宮(天神さん)があるのであれば、そちらの神社に合格祈願を行なうのもおすすめです。
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