受験で使う時に気をつけたいNGな腕時計とは
受験の所持品の一つである「腕時計」は、問題を解くペース配分や残り時間の確認のためにも忘れずに持参したいアイテムです。
もちろん、どんな腕時計でもOKというわけではありません。
腕時計のタイプや種類によっては試験中の使用が禁止されている場合や、会場への持ち込みすらできない場合があります。
受験にNGな腕時計とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?
■音を発する腕時計
秒針音がする腕時計はNGです。
試験中は静かなため、わずかな音さえも雑音になります。
チクタクといった秒針の音は集中力が乱されるだけでなく、周りに対してもマナー違反。
普段は気づかずに使っていることもあるので、静かな場所で事前に確認しておきましょう。
アラームやクロノグラフ(ストップウォッチ)がついている腕時計もNGです。
設定の解除し忘れや、何かの拍子で試験中に音が鳴ってしまった場合、大きなトラブルになりかねません。
音を発する機能がついている腕時計は最初から持参しないようにしましょう。
■時計としての機能以外の性能を持つ腕時計
辞書機能や電卓機能がついている腕時計は、使用がNGなだけでなく、試験会場内に持ち込むことすらできない場合があります。
理由はもちろん不正防止。
これらの機能の有無が判別しづらいようなものも、一時預かりの対象となることがあるので要注意です。
スマートウォッチなどウェアラブル端末の普及を受け、京都大学は2016年から入試会場内での各自の時計使用を全面的に禁止にしています。
受験にはカンニング行為を疑われるような腕時計は絶対にNGということを理解しておきましょう。
■受験会場で置き時計を使うのはNG?
置き時計の使用も一般的にはNGとされています。
ただ、令和4年の大学入試共通テストでは、時計の注意欄に「大型のものは不可」という記載があり、小型であれば置き時計でも許容範囲と読み取れます。
置き時計は机のスペースを取る上、床に落として壊すおそれがあります。
持ち運びにも不便なので、許可されている場合でも受験での使用は避けるのが無難でしょう。
今回は受験にNGな腕時計についてまとめました。
受験には昔ながらのアナログ式の腕時計がベストです。
アナログ式は文字盤と指針で時刻を示すので、視覚的かつ直感的に試験時間を管理できます。
数字で時間を表示するデジタル式しか使ったことがないという人は、一度アナログ式の腕時計で試験を受けてみることをおすすめします。
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