これだけは押さえておきたいAO入試対策!
AO入試対策は、学力重視の一般入試と比べて難しいことで有名。受験者は志望理由書、面接、小論文、グループディスカッションなどが課せられ、さまざまな能力を試されることになります。
AO入試対策は一筋縄ではいかない
AO入試対策は一筋縄ではいきません。一般入試ならば模試の結果を見ながら、苦手科目と得意科目がすぐにわかります。目に見えるデータに沿って「この科目にこれだけの時間を割いて〇点アップできれば合格」といった対策を立てることできるのです。
しかしAO入試対策では、絶対的な基準が存在しません。過去の受験者からの情報や限られたノウハウを駆使して対策を立てていくことになります。
これだけは押さえておきたいAO入試対策
AO入試対策でこれだけは押さえておきたいポイントをまとめました。志望理由書、面接、小論文、グループディスカッションごとの対策を見ていきましょう。
志望理由書
AO入試対策の第一のステップが志望理由書を書くこと。大学側は志望理由書から受験者の人物像や熱意、適正を見るので、志望理由書は学校側に自分をアピールする絶好のチャンスです。
まずは自己分析、志望校の特徴、アドミッションポリシー、志望理由を明確に理解することから始めましょう。志望理由書に書く内容がスッキリと整理されるはずです。肝心の文章はわかりやすく相手に伝えることを重視するのがコツ。起承転結に沿って文章を組み立てましょう。
志望理由書に盛り込むべき内容としては、学部・学科、アピールポイント、説得力をアップさせるための具体例、未来の展望などがあげられます。
面接
面接では受験者の人間性が徹底的にチェックされるのがポイント。「コミュニケーション能力」「表現力」「基礎学力」を試す質問を用いて、総合的に人間性を採点します。どのような質問が聞かれるのかは、過去にAO入試を受けた先輩から情報収集するのが近道です。
本番では論理的かつ実際のエピソードを織り交ぜて具体的に話しましょう。質問にどのように回答すればよいのかわからなくても、物怖じせずにハキハキと話すのがコツ。
面接では礼儀・作法もチェックされます。職員室に入るときや先生と話すときなど、普段から礼儀・作法を意識して自然にできるようにしておきましょう。意識せずにできるようになれば、本番の面接で回答に100%意識を集中させることができます。
小論文
AO入試対策の3つ目は小論文。論理性、表現力、漢字力が試される試験です。論理的に文章を展開することがポイントになります。
普段から小論文の練習をすることはもちろんのことですが、読書や新聞を読むことも効果的。とくに新聞は小論文のトレーニングにピッタリです。新聞の記事や社説を読んだら、要約したり自分なりの意見を文章にするクセをつけておきましょう。また志望する学科や専攻する分野に関する情報収集も欠かさずに。
グループディスカッション
グループディスカッションでは、あるテーマについて複数で意見交換しながら議論を進めていきます。自分の意見を発表するときは、しっかりと理由を付け加えることが鉄則です。積極性を見せることでアピールすることもできますが、他の受験生の意見を頭ごなしに否定したり、発言を妨げるとマイナス評価につながるので注意しましょう。
グループディスカッションでは聞く姿勢も評価の対象に。他の人たちの意見にはしっかりと耳を傾けて、「発言の内容は適切か」「自分ならどう考えるか」を頭の中で整理しながら聞くとよいでしょう。
AO入試対策をみっちりして志望校に合格しよう
AO入試対策では、バラエティーに富んだ試験ひとつひとつに対応しなくてはなりません。どれも気を抜かずにみっちり対策をして、志望校に合格しましょう。
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