親が勉強しなさいとうるさい時の対処法

親から「勉強しなさい」と言われると、勉強への意欲が落ちてしまったり、「今やろうと思っていたのに」と反発して、ケンカになるという人は多いのではないでしょうか。

今回は、勉強しなさいと親がうるさく言ってくる時の対処法をご紹介します。

勉強をうながす言葉は心理学的にも逆効果

親が子どもに「勉強しなさい」と言うと、かえって逆効果になるといわれています。親からすれば、子どものことを心配して当然のことを言っているだけなのですが、言われる側はウンザリして反発したくなるものです。

ここには外部から行動の自由を制限された時に生じる「心理的リアクタンス」という反発作用のメカニズムが働いており、心理学的に見ても自然な反応といえるようです。

普段から親の「勉強しなさい」攻撃に悩んでいる人は、ストレスを溜め込まないように対策していく必要があるでしょう。

親が勉強しなさいとうるさい時の対処法

自宅以外で勉強する時間を増やす

顔を見れば「勉強、勉強」と言われてしまう場合は、図書館やカフェなど、家の外で勉強する時間を多くしてみましょう。親と顔を合わせない時間をできるだけ多くして、「勉強しなさい」攻撃から物理的に逃れる作戦です。

居間やキッチンで勉強する

勉強していることを親に言っても信用されないようであれば、実際に勉強している姿が見えるように、自宅のリビングやダイニングテーブルで勉強してみましょう。親の目の前で勉強していれば、さすがに「勉強しなさい」とは言ってこないはずです。

試験で結果を出す

学校のテストや模試で結果を出せば、勉強していることの確固たる証明になります。子どもの受験は親側にも大きなプレッシャーになっているので、結果を出し続けて安心させることで、「勉強しなさい」と言われる頻度が減る可能性があります。

まとめ

上記の対処法を取り入れても状況が変わらないのであれば、親の口癖だと思ってスルーするぐらいの気持ちに切り替えてしまいましょう。

反論してもケンカになって、お互いに嫌な気持ちだけが残ります。

親の言動を一歩引いて見るようにすることで、自分が置かれている状況や、勉強する意味も今まで以上にクリアに見えてくるかもしれません。

勉強は親のためにするものではなく、自分のためにするものだということを忘れずに、受験本番に向けてしっかり勉強に集中していってください。

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