学生のお部屋探し がくるーむ
0120-972-809

多角的な学びが得られる単位互換制度

tani

在籍している大学以外の授業を履修し、そこで得た単位を所属する大学側の単位に認定することができる単位互換制度。

大学間の連携によって、多様かつ柔軟な教育プログラムが提供されており、活用することでさまざまなメリットが期待できます。

今回は、幅広い学びの機会となる「単位互換制度」を取り上げます。

単位互換制度とは

単位互換制度とは、他大学(大学院・短大・高専含む)の授業を履修して、自大学の卒業に必要な単位数に組み入れることができるシステムです。

実際に履修できるのは、在籍する大学が「単位互換事業に関する包括協定」を締結している大学が開放している授業科目です。

大学の枠を超え、学生の興味に応じた学びの機会を大幅に広げる制度といえるでしょう。

また、複数大学間でコンソーシアム(共同事業体)や大学連合を構成し、参加大学間で相互に単位互換を認めるといった、マルチな関係で行われる単位互換も珍しくありません。

履修可能な科目や取得できる単位数、試験やレポートなどの実施方法などは、各大学によって独自に定められているため、事前の詳細確認は必須です。

単位互換制度のメリット

単位互換制度を利用する具体的なメリットには、以下が挙げられます。

  • 履修科目の選択肢が広がる
  • 専門分野を深く学ぶことができる
  • 異なる分野の知識を得ることができる
  • 他大学のキャンパスの雰囲気が味わえる
  • 他大学の学生や教員と交流できる
  • 新しい価値観に触れることができる
  • 受講料は原則なし(教材の実費などを徴収される場合あり)

デメリットとしては、交通費が自己負担となるケースが多いため、往復の移動時間も含めて負担が大きくなる場合があります。

単位互換制度でのオンライン授業化も進んでいるため、遠方の大学だからと諦めず、まずは受講を希望する大学のホームページなどで情報収集することをおすすめします。

単位互換制度の導入例

単位互換制度は全国的に広く実施されており、2大学間で行う小規模なものから、複数大学によるコンソーシアムで実施する大規模なものまで、その運用形態もさまざまです。

文部科学省・総務省所管の通信制大学である「放送大学」でも単位互換制度を利用することが可能です。(入学料不要、登録した科目分の授業料が必要)

参考:放送大学の単位互換
https://www.ouj.ac.jp/about/tanigokan-renkei/staff/tanigokan_annai_1.pdf

さらに、大学の枠だけでなく、地域の枠も超えた自由な学びを実現させる「広域単位互換制度」という制度もあります。

5つの地域の大学コンソーシアムが連携して実施しており、本制度の協定を結んでいる以下の協定校の学生であれば受講が可能です。(2025年6月18日現在)

  • キャンパス・コンソーシアム函館
  • 教育ネットワーク中国
  • 大学コンソーシアム石川
  • 大学コンソーシアム大阪
  • 大学コンソーシアム京都
  • ふじのくに地域・大学コンソーシアム

参考:広域単位互換制度の案内チラシ
https://www.consortium-osaka.gr.jp/images/web/tg/kouiki/kouiki-flyer2025.pdf?1751338067

まとめ

急速な少子化進行によって、大学の財政事情は厳しさを増しており、人材や資金の効率活用という点からも単位互換制度の活用は年々広がりを見せています。

受講したい科目で大学を決めかねている高校生のみなさんにとって、単位互換制度はそのお悩みを解決する手段になるかもしれません。

学生生活の生活サポートは、安全・安心・信頼の「がくるーむ」へ!

豊富な物件で、あなたのお部屋探しをお手伝いさせていただきます!

TOPへ戻る

マンション名、フリーワードで探す
フリーコール 0120-972-809