高校生でも一人暮らしできる?お部屋の探し方、生活について解説

最近、よくある問い合わせが「高校生でも入居できるお部屋はありますか?」というご相談です。
結論からいうと、高校生でも入居できる物件はあります。しかし、どの物件でも住めるというわけではありません。部屋を探す際に注意する点やどのような物件が高校生に向いているのかについて解説していきます。
高校生で一人暮らしをする理由
どんな人がどのような事情で一人暮らしを検討しているのでしょうか?
今までご相談いただいた方の例を挙げるとこんな感じです。
Aさんの場合(現在中学3年生)
行きたい高校が自宅からは通学できない距離にあるので、高校に進学するにあたり一人暮らしを考えている。
Bさんの場合(現在高校2年生)
両親が転勤で海外に行くことになったが、日本に残って同じ高校に通いつづけたい。
Cさんの場合(現在高校1年生)
自宅から学校まで通学に1時間半かかる。部活動で朝早く、夜遅いので学校の近くに住みたい。
Dさんの場合(現在高校2年生)
大学受験に向けて自分のペースで勉強できる通信制の高校に編入し、東京の予備校に通いたい。
このように一人暮らしをする理由はさまざまです。
2016年に開校した通信制高校、「N高等学校」はネットを活用しながら学べることで話題になりました。また、「バンタン高等学院」のようにアニメ、ゲーム、美容など専門的なことを学べる高校も以前と比べて増えています。高校生が一人暮らしをする背景には高校への通い方や勉強の仕方が多様化していることも影響しているようです。
高校生が一人暮らしをするにはどうしたらいい?
学校の許可を得る
まず、一人暮らしが認められるかどうか高校に確認しましょう。親族と同居していないと通学許可が下りないことがあります。また、一般的なアパート、マンションでの一人暮らしは禁止されていても、学生寮であれば許可されることもあるのでまずは学校に相談してからどのような物件に住むのか検討しましょう。
高校生が入居できる物件を探す
高校への確認がとれたら、物件を探し始めましょう。
がくるーむのWEBサイトでは高校生入居相談可能な物件を検索することができます。
部屋を探す際に注意すべきこと
生徒の一人暮らしを許可するにあたり、高校側から住んでいる物件の電話番号を緊急連絡先として提出するよう求められることがあります。そのときは管理人常駐の物件を選ばなくてはなりません。さらに、物件の電話番号を緊急連絡先として高校に伝えてもいいかどうか、物件の運営会社に確認が必要です。詳しくはお問い合わせください。
気になる物件は資料請求!入館規則をチェックしよう
学生寮の場合、入居者のみなさんが安全で健康的な学生生活を送れるように、入館規則を設けています。物件によっては、「例 大学生・専門学校生の門限23:00 高校生の門限21:00」など大学生・専門学校生と高校生では規則が異なる場合があります。
細かい規則はインターネットに載っていないことがあるのでインターネットで調べるだけでなく、パンフレットを取り寄せて入館規則を確認しましょう。
アルバイトをしたい場合は、アルバイトをしていいかどうかも物件に確認しておいたほうが良いです。
入居審査ってあるの?
WEBサイト上に「高校生入居可」と表記されていても空きがあれば誰でも入居できるというわけではありません。高校生が入居する場合、事前に保護者と学生本人での物件見学・面談が必要です。どのような事情で一人暮らしをするのか伺った上で、物件の運営会社やオーナーが入居を受け入れるか判断します。
入居を受け入れるかどうかの判断基準
- 心身ともに健康であるかどうか
- 寮の場合、集団生活に馴染めるかどうか
- 転校・編入の理由
- 通信制高校の場合、週何回通学するか→学校に通学する日数が極端に少ない場合、入居を断られることがあります
などが挙げられます。一人暮らしをしたい理由が「部活や勉強に集中するため」「専門的な勉強ができる高校に通いたい」などポジティブなものだと入居を受けてもらいやすいです。
高校生に向いている住まいとは
がくるーむが高校生の方におすすめしている住まいは食事付きの物件です。
初めての一人暮らしで掃除、洗濯、食事の準備などの家事をすべて自分でやらなくてはならないのは非常に大変です。そんな負担を軽減できるのが食事付き物件!
食事付き物件の特長
① 朝夕2食付き
栄養バランスの整った食事をとることができます。
② お風呂やトイレが共用なら水回りを自分で掃除する必要なし!
共用部は専門のスタッフが掃除してくれるので、自分で掃除する手間が省けます。
(居室内はご自身で清掃していただきます)
③ 管理人常駐ならもしものとき安心
急に具合が悪くなってしまったとき、鍵を無くしてしまったときなど緊急時に対応してくれます。防犯面でも安心です。
一般的なマンション・アパートよりも食事付きの寮や学生会館のほうが、一人暮らしをサポートする体制が整っているのです!
※食物アレルギーなどの理由で、自炊タイプのマンションをご希望の方もエリアによってはご紹介できる物件がございます。
学生向け物件に特化しているがくるーむなら高校生の受け入れ実績がある物件を把握しているので迅速なご案内が可能です。毎年、多くの高校生の部屋探しをお手伝いしています!是非、お気軽にご相談くださいね。